EコマースサイトやWebアプリが標的 - シマンテックセキュリティレポート
シマンテックは、「インターネットセキュリティ脅威レポート」の最新版を発表した。同レポートは、2004 年1月から 6 月までのインターネット攻撃、脆弱性、および悪意のあるプログラムの活動の傾向を分析したもの。年2 回報告される同レポートの発行は、今回で6 回目となる。
レポートによれば、業界でもっとも攻撃の対象となっているのはE コマースサイトで、昨年下半期の4%から4倍の約16%へ大幅に割合が増加している。同社では背景にスパイウェアやフィッシング詐欺の出現を理由に挙げている。
ウェブアプリについても攻撃の拡大が見られたほか、脆弱性の公表から悪意あるプログラムが登場するまでの時間短縮を指摘、悪意のあるプログラム出現までの期間は平均わずか 5.8 日だという。また、botnetによる踏み台攻撃の急増が増加したことなどを指摘している。
(Security NEXT - 2004/10/21 )
ツイート
PR
関連記事
セキュリティ総務大臣奨励賞の受賞者2名、2団体を発表 - 総務省
サポート終了した「Bitdefender BOX v1」のアップデート機能に脆弱性
「Junos OS」に定例外アップデート - ゼロデイ脆弱性を修正
中国系グループ、「Junos OS」を侵害か - 監視手薄な部分を標的
「Apache NiFi」にMongoDB認証情報が漏洩する脆弱性 - アップデートで修正
米政府、Apple製品や「Junos OS」の脆弱性悪用に注意喚起
「Junos OS」攻撃で複数マルウェア - マルウェア除去の実施を
県教委メールサーバから約140万件の迷惑メール送信 - 徳島県
メールを「CC送信」、イベント参加者のメアド流出 - 神奈川県
巧妙な「フィッシング」、電話で操作指示も- 不正送金被害が発生