Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

スパイウェアによる不正取引 - みずほやジャパンネット銀行でも被害

みずほ銀行およびジャパンネット銀行は、スパイウェアにより詐取したパスワードを使った、不正な振込出金による被害が発生したとして、注意を喚起している。

同様の被害はイーバンクにおいて発生していたが、被害の拡大が進んでいる。ジャパンネット銀行では、身に覚えのない振込出金の被害に遭った顧客が数名おり、すでに警察による捜査が始まっているとして、今後は補償対応について検討していくとしている。また、みずほ銀行でも同様の被害が発生している。

両行では、万一身に覚えのない取り引きを発見した場合には、ただちに相談窓口へ連絡するよう求めている。また、不審なメールには十分注意するとともに、スパイウェア対応のウイルス対策ソフトを利用するよう求めている。

(Security NEXT - 2005/07/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

書類紛失で社会保険納付記録を確認できず - 督促から判明
電子カルテ事業者がペット飼い主情報を誤アップ - 事故対応で誤送信も
道路台帳付図を個人情報未削除で公開 - 北海道開発局
講座受講者向けの動画URL通知メールで誤送信 - 宮城県総合教育センター
県立高校の生徒の個人情報含むUSBメモリを紛失 - 埼玉県
JPCERT/CC、「ベストレポーター賞 2024」を発表
Instagramアカウントに不正アクセス - バウアーファインド
「NVIDIA License System」に脆弱性 - 情報漏洩やDoSのおそれ
通販サイトにPWリスト攻撃、個人情報閲覧の可能性 - ヨネックス
JPNIC、「RPKIを活用した不正経路対策ガイドライン」 - ISPに対策呼びかけ