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NTT東日本、元社員の私用PCがウイルス感染で個人情報を流出

NTT東日本は、顧客や社員の個人情報がWinnyネットワーク上に流出したと発表した。

元社員の私用パソコンでウイルス感染が発生、その結果、同パソコン内の個人情報が流出したもの。同社によれば、流出が判明したのは法人顧客の名称および電話番号11件と、2003年に同社に在籍していた社員179名の氏名、所属、異動年月日、通勤費に関する情報など。12月8日に流出を知らせるメールが匿名で寄せられ判明した。

同社では、該当する関係者に対し事実説明と謝罪をするとしている。また、業務関連ファイルなどの外部持ち出しを禁止する社内ルールを一層徹底して情報管理体制を強化し、再発防止に努めるとしている。

(Security NEXT - 2005/12/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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