Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

約9万3000世帯の顧客情報を記録した磁気テープを誤廃棄か - 埼玉の郵便局

日本郵政公社は、埼玉県内の川口北郵便局において、配達区内の全世帯約9万3000世帯分の顧客情報が記録された磁気テープの紛失が判明したと発表した。

所在が不明となっている磁気テープには、同郵便局が配達を受け持つ地域の全世帯の顧客情報が記録されていた。約9万3000世帯、22万6000名分の氏名、住所、配達順路、および転居情報が含まれている。

テープは誤って廃棄された可能性が高いという。またデータは暗号化されており、専用機器を利用しないと読み取ることはできないとしている。今後は再発防止に向け、情報の厳重管理を徹底するとしている。

(Security NEXT - 2006/09/27 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

ランサム被害、委託先の設定ミスが侵入経路に - 不動産仲介会社
農業高校で生徒の個人情報含む教務手帳が所在不明 - 東京都
案内メールで誤送信、顧客のメアド流出 - ペットフード会社
ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
「WordPress」向けLMS構築プラグインに複数のSQLi脆弱性
顧客情報を用いた脅迫容疑で従業員が逮捕 - 東北電力子会社
GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
専門学校生対象のセキュリティコンテスト - 課題は「ASMツール」
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
「Cisco IOS XR」など複数Cisco製品に脆弱性