Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

委託先元従業員のパソコンからWinny上へ業務情報が流出 - NTTラーニング

NTTラーニングシステムズは、委託先から業務上のメール13通が流出し、従業員の個人情報などが流出したと発表した。

業務委託先の元従業員が利用していた私用パソコンにウイルスが感染し、Winny経由してデータが流出したもので、4月26日に判明した。流出したデータには、同委託先やNTTラーニングシステムズ従業員の氏名や電話番号、企業名、メールアドレスなど16件の個人情報が含まれていたが、顧客情報は含まれていないという。

元従業員は、Winnyがインストールされたパソコンで業務を行っており、退社後もデータを削除していなかった。同委託先では、5月7日に日本情報処理開発協会に事故を報告。さらにNTTラーニングシステムズでも、プライバシーマークの認定事業者であることから日本情報処理開発協会に事故を報告している。

(Security NEXT - 2007/05/16 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

【特別企画】なぜ今「ASM」が注目されるのか - 攻撃者視点こそ防御のかなめ
イベント案内メールを「CC」送信、メアド流出 - 横河武蔵野FC
個人情報のDLリンク含むメールを第三者へ誤送信 - 紋別市
2024年の不正アクセス届出166件 - 脆弱性や設定不備が標的に
段ボールの底が抜け、廃棄書類が強風で飛散 - トヨタディーラー
ウェブサーバに攻撃、個人情報流出の可能性 - 静岡市生涯学習センター
「OpenText Identity Manager」の脆弱性に注意 - 認証情報漏洩のおそれ
NVIDIAのGPUプラットフォーム「Hopper HGX 8-GPU HMC」に複数脆弱性
IBMのストレージ管理製品に脆弱性 - 認証バイパスやRCEのおそれ
「Livewire Volt」にRCE脆弱性 - アップデートで修正