Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

デバイスやアプリ制限で不正利用や情報漏洩を防止 - クラスメソッドがW-ZERO3向けに新サービス

クラスメソッドは、ウィルコムのPDA端末「W-ZERO3」や「W-ZERO3[es]」の一部機能を制限できるサービス「MobileBlocker」を提供開始した。月額利用料は、1端末あたり380円。

同サービスは、「W-ZERO3」上におけるアプリケーションの起動やデバイスの利用を制限し、端末の不正利用や情報の不正持ち出し防止のほか、盗難、紛失時の情報漏洩防止などを実現するもの。対応機種は、「WS003SH」、「WS004SH」、「WS007SH」。

指定したアプリケーションの起動を制限する「ブラックリスト形式」と、指定したアプリケーションのみ起動を許可し、その他のアプリケーションの起動を制限する「ホワイトリスト形式」を選択可能。利用目的や環境に応じて切り替えることができる。

また、USBや無線LAN、SDカード、カメラなどに利用制限をかけることで、データの持ち出しを防いだり、社外ネットワークへの接続を防止できる。利用制限の設定、変更は管理者しか行えず、端末をリセットしても自動で再起動するため、ユーザーによる不正利用を防止できる。

(Security NEXT - 2007/06/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

無料経営相談所の複数アカウントがスパム送信 - 群馬県産業支援機構
楽天モバイルのホームルータに複数の脆弱性 - アップデートを実施
WP向けセキュリティプラグインに深刻な脆弱性 - アップデートで修正
「MS Edge 131」を公開 - 独自含む脆弱性9件を解消
消防職員が不正アクセス禁止法違反で送検 - 大阪市
「Ivanti Avalanche」に複数脆弱性 - DoS攻撃や情報漏洩のおそれ
CybereasonとTrustwaveが戦略的合併 - 変化が激しい脅威へ対抗
「Apache Airflow」に構成情報など漏洩する脆弱性
先週注目された記事(2024年11月10日〜2024年11月16日)
「Laravel」に動作環境を変更される脆弱性 - CNAとCISAで異なる評価