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消防関係者992人分の個人情報などWinny経由で流出 - 尾道市

広島県尾道市の職員が使用するパソコンからインターネット上へ個人情報が流出したことがわかった。

7月19日に同市が総務省から指摘を受けて判明したもので、同市消防局職員の私有パソコンから消防関係行事の参加者名簿など個人情報992人分が流出した。

同職員は、2003年当時に職場へ私有パソコンを持ち込んで作業を行っており、その後パソコンを持ち帰ったが、データの削除が行われていなかったという。職員は6月にデータを削除したが、家族がインストールして利用していたファイル交換ソフト「Winny」を通じて流出していたという。

同市では関係者に対して謝罪し、再発防止のため業務に利用された私有パソコンについて再度点検などを実施するという。

尾道市
http://www.city.onomichi.hiroshima.jp/

(Security NEXT - 2007/07/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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