最高裁で5500円の損害賠償が確定 - ヤフーBBの顧客情報漏洩事件
ブロードバンド接続サービス「ヤフーBB」の会員情報が流出し、会員ら5人が1人あたり10万円の慰謝料支払いを求めていた上告審で、最高裁判所は一部損害賠償を認めた2審の判決を支持し、ヤフーらの損害賠償が確定した。
問題の事件は、2003年6月と2004年1月に元従業員がインターネットカフェなどから2回にわたり個人情報を盗み出したもの。パスワードなど変更されておらず、個人情報の管理責任や監督責任などが争そわれた。1審では、BBテクノロジー(現ソフトバンクBB)に6000円の支払いを命じたが、2審判決では、ヤフーについても責任を認め、送付した金券の額を差し引いた5500円の賠償が命じる判決が出ていた。
(Security NEXT - 2007/12/17 )
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