Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

トレンドマイクロがLinux向けウイルス対策ソフトの最新版 - VMwareを正式サポート

トレンドマイクロは、Linuxサーバ向けウイルス対策ソフトの最新版「ServerProtect for Linux 3.0」を、1月29日より発売する。

同製品は、Linuxサーバやサーバ上のファイルを、ウイルスなどセキュリティ脅威から防御するウイルス対策製品。今回発売される最新版では、スパイウェア対策機能が追加されたほか、VMwareによる仮想化環境における正式サポートを開始した。

また、一部の主要モジュールのソースコード公開を開始。これに伴い、最新のカーネルでリアルタイムのウイルス検索を可能にする「カーネルフックモジュール」のソースコードを一般公開した。これにより、ユーザーが独自にモジュールを作成できるため、同社からのモジュール提供を待たずに最新のカーネルに対するウイルス対策が可能となる。

また最新版では、「Red Hat Enterprise Linux5.0」や「SuSE Linux Enterprise 10」などの最新ディストリビューションに対応するほか、NECのフォールトトレラントサーバ「Express5800/ft」のサポートも開始する。

(Security NEXT - 2008/01/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

「Chrome」にゼロデイ脆弱性 - Windows向けにアップデートをリリース
APTグループが「Chrome」ゼロデイ脆弱性を悪用 - リンク経由で感染
「Kentico Xperience」に複数の「クリティカル」脆弱性
「VMware Tools」のWindows版に認証回避の脆弱性
事業の問い合わせ対応時に個人情報含む資料を誤交付 - 西条市
特別支援学校職員室のロッカー保存書類が所在不明に - 埼玉県
サイト問合時の添付ファイルが外部から閲覧可能に - システム開発会社
成績データを誤アップロード、生徒がSNSで共有 - 静岡県
IoT製品セキュラベル制度「JC-STAR」、申請受付を開始 - 特別料金も
IT資産管理ソフト「AssetView」に脆弱性 - アップデートを提供