職員が金融業者に生活保護者の名簿を漏洩 - 人吉市
熊本県人吉市の職員が、金融業者へ個人情報を不正に提供していたことがわかった。
同市福祉生活部福祉課の職員が金融業者に対して生活保護の被保護者の一覧を漏洩したもので、2月11日に問題が発覚。同職員は金融業者より借金をしており、同業者の求めに応じ、被保護者245世帯 286人分の名簿や人吉球磨剣道連盟会員189人分の名簿などを提供したという。
同市では、事件の発覚を受け、被保護世帯を訪問するなど調査を実施し、被害防止の対策を進めている。また人吉球磨剣道連盟に対して謝罪。同市では事実関係を調査した上で厳正な処分を検討するとしている。
(Security NEXT - 2008/02/12 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
幼稚園登降園管理システムが迷惑メールの踏み台に - 爆破予告も
提出されたファイルから様式例を作成、個人情報が残存 - 長野県
「Active! mail」に深刻な脆弱性、すでに悪用も - 侵害確認方法を調査中
「あいちロボット産業クラスター推進協議会」のサイトが侵害 - 外部サイトへ誘導
米政府、WindowsやApple複数製品の脆弱性悪用に注意喚起
Dell「PowerScale OneFS」に深刻な脆弱性 - 乗っ取りリスクも
リモートアクセス製品「SonicWall SMA100」の既知脆弱性が標的に
「Chrome」に2件の脆弱性 - 重要度「クリティカル」も
「CVEプログラム」のサービス停止を回避 - CISAがオプション期間を行使
「Omnissa UAG」にCORSバイパスの脆弱性 - アップデートを公開