Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

「エルマーク」の認知向上を目指したキャンペーン - 音楽関係7団体

日本レコード協会ら音楽関係7団体は、音楽の不正コピー防止やエルマークの認知度向上に向けたキャンペーンを開始した。「音楽違反」をキャッチコピーに問題を訴える。

同キャンペーンは、音楽の不正コピーや不正アップロードの防止を目的としたもので、約1カ月間にわたり、東京、大阪、名古屋での鉄道車内の広告や関連団体サイトのバナー、インターネットと携帯共通の特設サイトにおいて、音楽の不正アップロードが厳罰の対象となる犯罪行為であることを訴える。

またレコード会社との契約に基づき正規の音源や映像の配信を行っているサイトにおいて「エルマーク」を表示する制度をスタート。同マークは、「License」の「L」をモチーフにデザインされており、鉄道の広告ではマークの認知度向上を目指す。

キャンペーン参加団体は、日本音楽著作権協会や日本レコード協会、日本インターネットプロバイダー協会など7団体。キャンペーンは、私的録音に関わる業務や著作権の保護などを目的に設立された「私的録音補償金管理協会」の助成を受けている。

日本レコード協会
http://www.riaj.or.jp/

(Security NEXT - 2008/02/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

先週注目された記事(2024年12月15日〜2024年12月21日)
まもなく長期休暇、万全なセキュリティ対策で良い年越しを
「MS Edge」にアップデート、4件の脆弱性を修正
マラソン大会案内メールで誤送信、個人情報が流出 - 鹿沼市
常時施錠管理の書類が所在不明に、誤廃棄か - 網走信金
交付制限の支援措置対象者戸籍を加害者側に交付、連携ミスで - 岡山市
クラフトビール通販サイト、メールサーバで個人情報流出の可能性
「Sophos Firewall」に複数の深刻な脆弱性 - 影響は1%未満
教員が個人情報を持出、学生との共有サーバに誤保存 - 法政大
国内携帯3キャリアのシャープ製無線ルータに深刻な脆弱性