元従業員が個人情報を無断で持ち出しWinny流出 - 広島の学習塾
広島市内で学習塾を展開する白石学習院は、個人情報を含む同社の業務文書が、インターネット上へ流出したと発表した。
元従業員が自宅で使用しているパソコンから、インストールされていたファイル共有ソフト「Winny」経由でインターネット上へ流出したもので、7月10日に経済産業省の指摘により事故に気が付いた。
漏洩したデータには生徒情報や業務情報が含まれ、2006年に退社した従業員が持ち出したデータであることが判明、7月5日に流出したと見られている。
同社では、規則上私有パソコン上への機密情報や個人情報を含むデータの保存について禁止しており、外部保存媒体についても退職時に返却するよう定めていたが守られていなかった。
今回の事件を受け、流出の原因となった職員が保有するデータを削除。さらに同職員に対する法的措置についても検討している。また管理体制について調査を実施するほか、職員の理解向上など再発防止策に取り組むという。
(Security NEXT - 2008/07/18 )
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