ウイルス「オートラン」は日本含むアジア地域でまん延 - マカフィー調べ
マカフィーは、同社データセンターで2008年11月に観測したウイルスや不正プログラムの状況を取りまとめ、公表した。
同社によれば、11月のランキング上位は、ウイルス、不審なプログラム、いずれも「Generic」として検知されるものが増加しており、ランクに大きな変化はなかった。
またオートラン機能を利用し、オンラインゲームのアカウントを盗む不正プログラム「Generic!atr」「Generic PWS.ak」「Generic PWS.y」「PWS-Gamina.gen.a」も多数検出されており、日本国内だけでなくアジア地域でも同様の傾向が見られたという。
また、日本をはじめワールドワイドでスパムメールを配信している「GenericMalware.!a.zip」「Spy-Agent.bv.dldr」が確認された。そのほか同社が発表した検知マシン数のトップ10は以下のとおり。
ウイルス
1位:Generic Malware.a!zip
2位:Generic!atr
3位:Generic.dx
4位:Generic PWS.ak
5位:PWS-Gamania.gen.a
6位:Downloader-UA
7位:Generic Spy.e
8位:Generic PWS.y
9位:Generic Downloader.x
10位:Spy-Agent.bv.dldr
不審なプログラム(PUP)
1位:Generic PUP.x
2位:RemAdm-VNCView
3位:Adware-OptServe
4位:Generic PUP.d
5位:Generic PUP.z
6位:RemAdm-VNC 916
7位:Generic PUP.g
8位:Exploit-MIME.gen.c
9位:Adware-Softomate.dll
10位:RemAdm-TightVNC
(Security NEXT - 2008/12/08 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
約3割が過去3年間にサイバー攻撃の被害経験 - ランサムは3.8%
先週注目された記事(2024年5月5日〜2024年5月11日)
2023年上場関連企業による個人情報事故は175件 - TSR
個人情報漏洩時の謝罪対応、約3割がマニュアル化
自治体におけるマイナンバー取扱状況を公表 - 個情委
Pマーク事業者の事故報告は3048件 - 前年度比約15%増
「サイバーセキュリティ」認知度5割届かず - 3割弱が対策未実施
テレワークで機密情報の特例持出が増加 - ルール遵守、半数近くが「自己確認」のみ
2021年度の個人情報漏洩などの報告は6000件弱 - 4件に1件が不正アクセス
国内上場企業が優先対処したいリスク、上位に「サイバー攻撃」