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静岡市立病院で複数の個人情報漏洩事故が発生

静岡市立病院において、検査用紙の流出やファックスの誤送信など複数の個人情報関連事故が発生したことがわかった。

同院血液浄化センターでは、2008年12月22日に患者の検査用紙を関係ない別の患者が持ち帰る事故が発生。透析治療を受けた患者がベッド脇の記録台に検査用紙を置き忘れ、同日治療を受けた別の患者が誤って持ち帰ってしまったという。

持ち帰った患者が24日に来院した際に検査用紙を回収。氏名や患者ID、生年月日及び検査結果など含まれており、同院では関連する患者に謝罪した。

同院では治療が終了した患者の検査結果用紙の取り扱いについて見直しを実施し、新しい患者の受け入れ準備時に、記録台に書類がないか確認するなど対策を実施する。

また12月21日に患者情報を紹介元の診療所へファックスしようとしたところ、別の診療所に対して送信する事故が発生。翌日、送信先より連絡が入りミスに気がついた。患者の氏名や生年月日、性別、住所、電話番号、病名が含まれており、同院では誤送信先を訪問し、謝罪した上で回収した。

同院は事故原因について、送信時に複数で確認するといった作業が規定どおり実施されていなかったとして、再度対策の徹底を目指す。患者に対しても事情を説明し、謝罪している。

(Security NEXT - 2009/01/09 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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