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従業員の個人情報転売は約5万件、刑事告訴も - ダイレクト出版

情報商材などを取り扱うダイレクト出版の元従業員がデータを外部業者へ流出していた問題で、流出件数が4万9070件に上ることがわかった。

問題の事件は、同社で製品を購入した顧客などの個人情報を、同社を退職する予定だった当時の従業員が不正に持ち出し、リスト業者へ売却していたもの。2008年末に問題が発覚し、同社では従業員を懲戒解雇し、流出先に対してデータの停止などを依頼。警察や所管官庁へ被害を報告していた。

同社によれば、流出規模は、氏名、住所、郵便番号、電話番号、メールアドレスなど個人情報4万9070件にのぼり、リスト業者に出回っているほか、迷惑メールも十数カ所から送信されているという。

同社では持ち出した従業員に対して刑事告訴の手続きを進めている。また不正利用先に対して弁護士を通じて内容証明の送付するなど対応を行っているほか、不正に勧誘を受けた場合の対応方法などアナウンスしている。

(Security NEXT - 2009/01/19 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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