Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

なりすましてネットバンクへ申し込み、郵送物を取得し不正送金

埼玉りそな銀行のインターネットバンキングサービス「りそなダイレクト」に対し、なりすまし攻撃が発生していたことがわかった。

2008年12月にオンラインサインアップサービスで預金者になりすまして「りそなダイレクト」の利用申し込みを行い、預金者へ郵送される「手続き完了のお知らせ」を何らかの方法で取得、預金を不正に振り込む事件が2件発生したという。

今回の事件を受け、りそなグループでは「りそなダイレクト」のオンラインサインアップサービスを停止。警察と協力し対応を進めている。また現在の利用者において同様の不正取引が発生する心配はないとアナウンスしている。

http://www.resona-gr.co.jp/
りそなホールディングス

(Security NEXT - 2009/01/22 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

フィッシング報告が18万件超、過去最多 - URLも大幅増
ブラウザ「MS Edge」にアップデート、脆弱性2件を修正
通販サイトにPWリスト攻撃、個人情報閲覧の可能性 - ヨネックス
約1.5万件の不正ログインを確認 - ジュピターショップチャンネル
MS、月例パッチで脆弱性90件を修正 - すでに2件は悪用済み
Instagramフォロワーリストを誤送信 - 山と溪谷社
システム管理用メールドメインがスパム踏み台に - ヤンマーG
「偽警告」相談が半減するも油断禁物 - 引き続きサポート詐欺に警戒を
SMTPに不正アクセス、スパム送信の踏み台に - 日本ケミカル工業
SNSの「なりすまし被害」対策サービス - SOMPOリスクら