カード不正利用の検知件数が2200件に、内部犯行は未確認 - アリコの個人情報漏洩問題
アリコジャパンにおいて個人情報が外部流出した問題で、カード会社による不正利用の検知件数が2200件に達しており、同社では注意を呼びかけている。
事件が公表された23日の時点で不正利用の報告件数は約1000件だったが、25日にはカード会社において検知した不正利用の件数が2200件へと拡大。アリコによれば、いずれも事前にカード会社が検知しており、不正使用は未然に防いでいるという。
不正利用が発生している顧客の特徴についても、当初2002年7月から2008年5月までに申し込んだ顧客としていたが、対象となる期間を「2008年5月まで」と修正。利用者に対して不正利用の被害に遭っていないか明細書を確認するよう呼びかけている。
同社では外部専門家に相談しながら、流出の原因や経路の特定を急いでいるが、27日の時点で従業員が関与した形跡は確認されていないとしている。また不正利用による被害が発生した場合については補償する方針。
(Security NEXT - 2009/07/28 )
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