住友生命の従業員情報がWinny経由で流出 - 保険契約情報は含まれず

住友生命保険の従業員情報が、ファイル共有ソフト「Winny」を通じて外部へ流出したことがわかった。

流出が判明したのは、2005年9月2009年6月にかけて同社横浜支社に在籍した従業員1652人分の情報。氏名や生年月日のほか、入退社年月日、雇用情報のなど含まれる。

同社従業員が自宅へ持ち帰った雇用管理に関するデータが、ウイルス感染をきっかけにインストールされていたファイル共有ソフト「Winny」を通じて外部へ流出したと見られている。

業務情報の持ち出しは禁止されていたが守られていなかった。同社によれば、流出した個人情報の不正利用については報告はなく、保険契約に関する情報の流出についても否定している。

同社では流出の発覚を受け、関連する従業員や退職者に対して個別に連絡し、謝罪を行っている。

（Security NEXT - 2009/07/29 ）ツイート