アンラボ、「Win32/Virut」の亜種に注意喚起
アンラボは、7月よりウイルス「Win32/Virut」の亜種が拡大しているとして注意を呼びかけている。
確認されている亜種は、アプリケーションなど実行ファイルに感染するほか、システムファイル「Winlogon.exe」にコードを挿入して外部のIRCサーバと通信し、不正ファイルをダウンロードするもので、セキュリティベンダーのウェブサイトへアクセスできなくなるなど不具合も生じるという。
同社では、Windowsやウイルス対策ソフトの定義ファイルを最新の状態に保つことのほか、ファイル共有ソフトを使用しないよう推奨。またUSBメモリのオートラン機能をオフにすることなど、感染防止の対応を実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2009/08/19 )
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