OCNダイヤルアクセスサービスで誤請求 - ルータの不具合で
NTTコミュニケーションズが提供するOCNダイヤルアクセスサービスにおいて、一部ユーザーへの誤請求が発生した。
誤請求が発生したのは、同サービスを2008年1月から2009年7月末の間に利用した一部ユーザーの利用料金。接続通信時間を計測するダイヤルアップルータの不具合により、一部通信で過大請求や過少請求が発生した。
利用記録から件数が特定できているのは2009年2月から7月末までの期間で、過大請求が1万5500件で約22万円。過少請求が1万4389件で約20万円にのぼっている。利用記録にもとづいて過大請求した金額を個別に返還するが、過少請求したユーザーに対しては追加で請求を行わないとしている。
また2008年1月から2009年1月末までの期間については、利用記録が残っておらず対象ユーザーの特定ができない状態だが、最大で10万7116件、合計約559万円の過大請求が発生していると見られ、同社では基本料を超過して利用した全ユーザーに対し、超過分に応じた過大請求額を算定して返還している。
NTTコミュニケーションズ
http://www.ntt.com/
(Security NEXT - 2009/08/25 )
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