「エフセキュアインターネットセキュリティ2010」がリリース - ブラウザ保護機能など追加
エフセキュアは、コンシューマー向けセキュリティ対策ソフトの最新版「エフセキュアインターネットセキュリティ2010」および「エフセキュア アンチウイルス 2010」を発売した。
「エフセキュアインターネットセキュリティ2010」は、ウイルスやスパイウェア、ルートキットへの対策機能をはじめ、ファイアウォールやスパムメール対策、フィッシング対策、ペアレンタルコントロール機能を提供するコンシューマー向けセキュリティ製品。
ウイルスやスパイウェア対策として複数のエンジンを採用。スキャン時間や起動時間の短縮にくわえ、起動するプロセス数を従来の3分の2以下に抑え、メモリの使用量を削減した。また最新版ではわかりやすいユーザインターフェースを採用し、ユーザビリティを向上させている。
新バージョンではシンプルなGUIを採用した。
またクラウド技術「エフセキュアディープガード2.0」を搭載しており、未知の実行ファイルについてインターネット経由で同社へ安全性を確認することが可能。判定できない場合も、仮想化環境でファイルを実行することにより、「ふるまい検知エンジン」でチェックできる。
さらにブラウザ保護機能では、検索結果などに安全性の表示が可能なほか、危険なサイトへアクセスする際に警告ページを表示。脆弱性シールドによりブラウザのプラグインを悪用する攻撃なども防御できる。
さらにデンマークのSecuniaや同社が調査した情報を元に利用するPCの脆弱性対応状況を確認できる「エフセキュアヘルスチェック」をオンラインサービスとして提供。ペアレンタルコントロールについても今回よりパターンファイルをクラウド化した。
価格は、1年間1台のPCで利用できるパッケージ版が4980円、3台版が5480円。一方、ウイルスやスパイウェア対策に特化した「エフセキュア アンチウイルス 2010」は、1年間1台のPCで利用できるパッケージ版が3980円、3台版が4400円。いずれもダウンロード版や3年間利用できるラインナップなど用意している。
(Security NEXT - 2009/09/04 )
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