Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

EZwebの「とくする情報」で一部会員登録情報が別のユーザーから閲覧可能に

携帯電話向けに広告事業などを展開しているmedibaは、システムの不具合により、au携帯電話向けインターネットサービスのウェブサイト上で一部会員情報が流出したことを明らかにした。

不具合が生じたのは、同社がEZweb上で提供している情報サイト「とくする情報」。同サイトにおいて特定の会員番号に対して繰り返し会員登録が行われる問題があり、一部新規登録会員の情報が別のユーザーから閲覧できる状態になった。

不具合は、9月16日22時半ごろから翌17日0時過ぎまでと、17日21時半前から22時過ぎまでの2度にわたり発生。登録を行った1507人のうち、15人の情報について最大67人が閲覧した可能性があるが、対象となるユーザーは特定できないという。

閲覧可能となった情報は、ニックネームや携帯電話のメールアドレスのほか、任意で登録できる氏名や住所、電話番号、生年月日、性別、PC用のメールアドレスなども含まれる。

同社では9月18日に問題へ気がつき、同日深夜にプログラムの修正を実施。不正利用の報告などは受けていないとしている。

(Security NEXT - 2009/09/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

児童館でメール誤送信、個人情報が流出 - 福井市
メール誤送信でアプリ会員のメアド流出 - 餃子専門店
電子カルテ事業者がペット飼い主情報を誤アップ - 事故対応で誤送信も
カルテ漏洩や患者クレカ不正利用で付属病院看護師を処分 - 秋田大
顧客向けのメールで誤送信、56回にわけて送信 - 日産自動車
イベント申込者へのメールで誤送信、メアド流出 - 群馬県
シンポ申込者情報が閲覧可能に、フォーム誤設定 - 商事法務研究会
メール誤送信、関係者のメアドが流出 - 横須賀市
太陽光発電・蓄電池の共同購入事業で個人情報が流出 - 大阪
ブース来場客へのメールで送信ミス - 本四高速