「Flash」など著名ソフトが最新状態か簡単に判定できるソフト - IPAが無償公開
情報処理推進機構(IPA)は、PCにインストールされているソフトウェアが最新の状態であるか確認できる「MyJVNバージョンチェッカ」を公開した。
同ソフトは、「Windows XP」や「Windows Vista」において、手間がかかるソフトウェアのバージョンチェックを簡単に行えるソフトウェア。クリック操作により複数製品のチェックが行え、「○ 最新のバージョンです」または「× 最新のバージョンではありません」というシンプルな判定結果が表示される。
「MyJVNバージョンチェッカ」のインタフェイス
対応ソフトは、細工PDFにより攻撃が行われることがある「Adobe Reader」をはじめ、マルチメディアソフトの「Adobe Flash Player(ActiveX, Plug-in)」や「QuickTime」、のほか、「Firefox」「Thunderbird」「JRE」「Lhaplus」など7種類のソフトウェア。同機構では、今後も対応ソフトの拡充など進めていく予定。
同機構が実施した意識調査では、バージョンのチェックについて「手間がかかる」「更新方法が分からない」といった回答があわせて7割近くに及んでおり、一般ユーザーにおける対応の遅れが明らかになっている。
MyJVNバージョンチェッカ
http://jvndb.jvn.jp/apis/myjvn/
情報処理推進機構(IPA)
http://www.ipa.go.jp/
(Security NEXT - 2009/11/30 )
ツイート
PR
関連記事
個人情報を含む報告書をサイトで誤公開 - 栃木県
Yahoo!のログインシステムに不具合 - 第三者がメール閲覧
「Wantedly」で設定不備 - 非公開ページや個人情報が閲覧可能に
1000件弱の情報拡散行為を確認、法的措置を準備 - KADOKAWA
「Microsoft COM」既知脆弱性に悪用報告 - 台湾狙う攻撃に使用
Linuxカーネル脆弱性への攻撃成功率を高める攻撃「SLUBStick」を研究者が報告
イベント参加者宛のアンケートメールで誤送信 - NICT
エプソングループのサーバにサイバー攻撃 - 影響を調査
ランサム被害、侵入経路はVPNの脆弱性 - オイレス工業
「Jenkins」に複数脆弱性 - アップデートがリリース