関連7サイトが改ざん被害、閲覧でウイルス感染のおそれ - 出版文化社
出版文化社の運営する複数のサイトが改ざん被害に遭ったことがわかった。サイトはすでに復旧しているが、改ざんされたページの閲覧した場合、ウイルス感染のおそれがあるという。
同社によれば今回の改ざんは、11月13日から11月16日にかけて発生したほか、11月18日の2度にわたり発生したという。影響があったのは、「社史編集室」「アーカイブサービス」「ルリとクララ」「堺屋太一特設サイト」「リーディング・カンパニーシリーズ」のほか、関連会社の「出版共同販売」など7サイトに及んでいる。
原因は、同社PCへのウイルス感染と見られており、トロイの木馬「Gumblar」の亜種が検出されている。サーバ管理会社などを通じて、ウェブサイトのログの調査を実施しているが、個人情報の漏洩の形跡がなかったと同社では説明している。
同社では、今回の改ざんにかんして ウェブサイト上で謝罪、閲覧したユーザーに対してウイルスが感染していないか確認を行うなど、セキュリティ対策を実施するよう呼びかけている。
(Security NEXT - 2009/12/22 )
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