Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

書類の紛失や誤送付など3件の個人情報関連事故を公表 - 住宅金融支援機構

住宅金融支援機構は、顧客情報が記載された書類の紛失や誤送付など、昨年10月から11月にかけて判明した個人情報に関わる事故3件について公表した。

同機構によれば、2009年10月26日、九州支店において「保証人変更承認申請書」および「保証承諾書」それぞれ1件の紛失が判明。顧客の氏名、住所、融資残高、保証人変更理由などが記載されていた。書類は事務所内で保管されており、誤って廃棄された可能性が高いと同機構では説明している。

また翌月11日に首都圏支店で、「差押通知書」や「抵当権調査書」などを委託先金融機関へ送付する際、誤って別の金融機関へ送付する事故が発生。顧客1人の氏名、住所、電話番号のほか、融資に関する情報が記載されていた。

さらに同月30日には、コールセンターで誤送付が発生。顧客の氏名、住所、融資に関する情報が記載された「残高証明書」1通を、別の顧客に資料を送付した際誤って混入させたという。書類はすでに回収されている。

(Security NEXT - 2010/01/13 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

中学校教諭が個人情報含む私物USBメモリを商業施設で紛失 - 刈谷市
閉院したクリニックのインフル予防接種予診票が福島市内で散乱
個人情報含む資料を工事現場に置き忘れて一時紛失 - 名古屋市
市立病院の患者情報含む週間予定表が所在不明に - 神戸市
中学校で生徒の個人情報含む書類が所在不明 - 大阪市
常時施錠管理の書類が所在不明に、誤廃棄か - 網走信金
修学旅行中に高校生徒の個人情報含む資料を紛失 - 静岡県
マイナンバー含む公文書をロッカーごと誤廃棄 - 笛吹市
患者情報含むUSBメモリ、ポケットに入ったままクリーニングに出して紛失か
支援学校で通学バス乗車名簿を紛失 - 大阪府