「ハイチ大地震」の義援金詐欺メールが発生 - 個人情報詐取のおそれも
日本時間13日にカリブ海のハイチで発生した地震に便乗し、寄付を装う詐欺のメールが発生している。
米Symantecが、ハイチ地震の被害に対して寄付を求めるスパムメールや、マルウェア感染を目的としたメールを観測したもの。誤って寄付を行った場合、被災地域に届かないのはもちろん、サイバー犯罪者の資金源となると同社では警鐘を鳴らしている。
こうした詐欺の被害を避けるためは、メールやインスタントメッセージにおける不審なリンクに注意し、一見慈善団体からのメールであっても偽装されている可能性をふまえ、メール内のリンクへアクセスせず、ブラウザから団体のサイトへ直接アクセスするよう同社では勧めている。
また、ウェブ上のフォームで個人情報の入力など求める詐欺サイトもあり、個人情報などを誤って提供しないよう注意を呼びかけている。
(Security NEXT - 2010/01/15 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
標的型攻撃メール訓練サービスに「サポート詐欺」対策など追加
「アイフル」装う偽メール - 融資関連の連絡やフィッシングの注意喚起を偽装
サポート詐欺被害で情報流出の可能性 - 高齢・障害・求職者雇用支援機構
「サポート詐欺」の高齢者被害が大幅増 - ネット銀の接続促す手口も
「給付金に関するお知らせ」などと内閣府かたる詐欺メール
経産省のサイバーセキュリティ課をかたる詐欺電話に注意
IPA装う詐欺電話に注意 - 「スマホにウイルス」と不安煽る
女性向け人気衣料ブランドの偽通販サイトに注意 - SNS広告から誘導
「サポート詐欺」の被害が増加中 - 疑似体験で被害予防を
サポート詐欺でPC遠隔操作、内部に個人情報 - 三愛病院