Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Outlookユーザーを攻撃するマルウェアが増加 - BitDefender

BitDefenderによれば、「Microsoft Office Outlook Web Access」のユーザーを狙ったマルウェアが拡散しているという。

問題となっているのは、セキュリティ対策に見せかけ、新しい設定を適用するよう求める迷惑メールを送りつける手口。誘導先の不正ページでは、「Microsoft Office」のロゴを表示するなど、ユーザーを騙してファイルをダウンロードさせ、トロイの木馬「Trojan.SWF.Dropper.E」などへ感染させる。

同ウイルスは、脆弱性を悪用するFlashファイルで、複数のトロイの木馬をダウンロードし、「Trojan.Spy.ZBot.EKF」や「Exploit.HTML.Agent.AM」など複合感染を引き起こすという。

同社では、12月上旬に比べ、1月上旬では「Trojan.SWF.Dropper.E」の検知数が60ポイント増加するなど拡大の動きがあるとして、注意を呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/01/25 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

委託先よりDBアカウント漏洩、医療従事者情報が流出 - サノフィ
RDP接続で侵入、サーバがランサム被害 - 巴商会
運営2サイトに不正アクセス、個人情報が流出 - シャープ
JAXAに不正アクセス - 攻撃起点はVPN、未知マルウェアも
髙野総合Gへのランサム攻撃 - 通信機器の設定ミスに起因か
端末49台がマルウェア感染、ランサムと異なる手法 - 富士通
さらなる情報を流出させたと攻撃者が主張 - KADOKAWAが調査
不正アクセスで個人情報が流出、スパム送信も - アイザワ証券子会社
新シリーズ「FortiGate 200G」を発表 - フォーティネット
JPCERT/CCが攻撃相談窓口を開設 - ベンダー可、セカンドオピニオンも