「Windows XP SP2」が7月にサポート期限、パッチ提供停止に - 早めの移行準備を
「Windows XP Service Pack2」や「Windows 2000」など、一部「Windows」のサポート期限が迫っている。脆弱性を解消するパッチが供給されなくなるため、注意が必要だ。
2010年7月13日にサポートが終了するのは、「Windows 2000」と「Windows XP Service Pack2」。いずれも脆弱性を解消するセキュリティ更新プログラムが提供対象外となる。また初期出荷版の「Windows Vista RTM」についても、両OSよりひと足早い米国時間2010年4月13日にサポート終了を迎える。
「Windows 2000」については最新OSとなる「Windows 7」へ、「Windows XP」と「Windows Vista」についても「Windows 7」あるいは最新SPへの移行をマイクロソフトでは推奨している。
「Windows XP」については、2009年にメインストリームサポートは終了しており、現在は延長サポート期間。最新のサービスパック「Windows XP SP3」へアップデートすることにより、2014年までサポートを受けることができる。
「Windows XP SP3」へ移行については、2014年に「Windows XP」のサポートを終了することはすでに決定しており、それまでに後発のOSへ移行する必要がある。
企業における移行では、利用環境によって動作検証など大きな負担となる場合がある。負担が同様であれば今後サポート期間が短く、再び検証コストが発生する「Windows XP SP3」ではなく、脆弱性が少ない「Windows 7」へのアップデートも検討してもらいたいとマイクロソフトのセキュリティレスポンスマネージャである小野寺匠氏は話している。
マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(Security NEXT - 2010/02/16 )
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