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スパム配信国はブラジルやインドが上位、都市ではソウルが首位 - Panda Security調査

PS Japanは、1月から2月にかけて検知したスパムの発生状況を取りまとめ、発表した。

同社の研究機関が検知した500万件のスパムを分析したもので、トップはブラジルで13.7%、インドが11%で続いた。さらにベトナム(5.7%)、韓国(6.3%)と続いたという。

ブラジルから発信されていたスパムは、マルウェアの配布や違法製品の販売に悪用されており、ブラジル人女性のビデオや写真により閲覧させようとするものだった。

また同社によれば、都市では韓国の「ソウル」が4.6%で最も多く、ベトナムの「ハノイ」が4%、インドの「ニューデリー」が1.7%で続いた。また配信国としてもっとも多かったブラジルの都市としては、5位に「サンパウロ」が入っている。

(Security NEXT - 2010/03/26 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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