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「Share」で映画「アバター」を配布した男を逮捕 - P2P観測システムによる初摘発

京都府警らは、ファイル共有ソフト「Share」を介して映画「アバター」などをアップロードしたとして、静岡県の男性を著作権法違反の疑いで逮捕した。

日本国際映画著作権協会(JIMCA)によれば、男性は2009年12月20日、自宅のパソコンでファイル共有ソフト「Share」を使用し、映画「アバター」を違法アップロード。さらに2010年3月22日にも同様の手法で映画「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」を流出し、不特定多数のユーザーがダウンロードできる状態にしていた。

今回の逮捕は、ファイル共有ネットワークを巡回して流通しているファイル情報を分析する「P2P観測システム」を活用した初の事例。同システムは、2010年1月から警察庁が運用開始している。

(Security NEXT - 2010/04/01 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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