「secure module」の導入迫る「Twitterを装ったスパムに注意 - リンク先で偽セキュリティ対策ソフトに感染
「Twitter」からのメールを装い、偽セキュリティ対策ソフトをインストールさせようとするスパムメールが出回っている。メールのメッセージも複数のパターンが確認されている。
攻撃を観測したCAの研究機関によれば、問題のスパムメールはHTMLメールで、「Twitter」のロゴが配置するなど公式サイトのデザインを踏襲しており、「Twitter Team」の署名があったという。
ソーシャルエンジニアリングの手法を活用しており、ユーザーの注意を引いて文面上のURLをクリックさせる攻撃で、見た目には「Twitter」のURLが記載されているが、実際にはマルウェアへリンクされているなど、HTMLメールの性質を悪用した古典的な手口だった。
ユーザーを騙すためのメッセージは、従来のスパム同様多岐にわたっている。Twitterアカウントが何者かによって盗まれそうになったと説明し、アカウントを守る「secure module」なるソフトのインストールを求めるメールでは、リンク先が「Google Group」で、偽セキュリティ対策ソフト「Win32/FakeAV」に感染するおそれがあった。
(Security NEXT - 2010/06/10 )
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