Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

TIFFのライブラリに脆弱性 - 不正ファイルでコード実行のおそれ

画像ファイル形式「TIFF」を取り扱うライブラリ「LibTIFF」に脆弱性が含まれていることがわかった。

フィンランドの「CERT-FI」がアドバイザリを公表したもので、国内のJPCERTコーディネーションセンターなども注意喚起を行っている。ユーザーが脆弱性を攻撃するよう細工されたファイルを開いた場合、コードの実行やサービス妨害が発生する可能性がある。

「LibTIFF 3.9.3」にて脆弱性が解消されており、セキュリティ機関では同バージョン移行へアップデートするよう呼びかけている。

(Security NEXT - 2010/07/08 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

GitLab、クリティカルパッチを公開 - 脆弱性17件に対応
「Spring Framework」にパストラバーサルの脆弱性
「Spring Framework」に複数のDoS脆弱性 - アップデートで修正
「Apache OFBiz」に複数の脆弱性 - アップデートで修正
Ruby環境向け「SAMLライブラリ」に深刻な脆弱性
ビデオ会議の「Zoom」、9月の定例アドバイザリは1件のみ
「WordPress」向けLMS構築プラグインに複数のSQLi脆弱性
ビデオ会議の「Zoom」にアドバイザリ - 誤公開の可能性も
「Cisco IOS XR」など複数Cisco製品に脆弱性
Ivanti、3製品に関するセキュリティアドバイザリを公開