ソネットのIP電話で「なりすまし」による不正アクセス - 原因は調査中
ソネットエンタテインメントは、同社が会員向けに提供しているIP電話サービス「So-netフォン」に対し、「なりすまし」による不正アクセスや不正利用が発生していることを明らかにした。被害件数は約2300件にのぼっており、同社では原因などを調査している。
同社によれば、IP電話サービスにおいて「So-net ID」や「パスワード」が利用された不正アクセスが、20日18時の時点で2311件発生しているという。そのうち同サービスに対する不正な新規登録が451件、「So-netフォン」の不正利用が339件が確認されている。
同社は、今回発生した不正アクセスの原因について調査を進めており、詳細や対策については後日発表する予定。また関連する顧客に対してパスワードの変更を実施、新しいパスワードを郵送したほか、不正登録の取り消しなどを進めている。
(Security NEXT - 2010/07/21 )
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