「Winny」で流出した警視庁捜査資料、約5000人が所有 - 「PerfectDark」「Share」にも拡大
警視庁が作成したとされる国際テロ対策の関連捜査資料が、ファイル共有ソフトを通じてインターネット上へ流出した問題で、データを所有するユーザーが約5000人に上っていることがわかった。
国内で利用されている主要ファイル共有ソフト「Winny」「Share」「PerfectDark」において、ファイルを所有している端末の件数をネットエージェントが独自システムを利用して調査、取りまとめたもの。
調査を開始した10月28日の時点で、データを所有しているノード数は8件だったが、翌29日には155件に増加。その後も増え続けており、半月後となる11月11日には4842件まで拡大した。
当初「Winny」上に流出したが、11月2日より「PerfectDark」、11月4日より「Share」でも所有ノードが確認されているという。特に「PerfectDark」では11日の時点で1699件と全体の35%を占めている。
(Security NEXT - 2010/11/12 )
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