ダイエー従業員がカード情報を不正利用 - 14カ月間にわたりメモで持ち出し
ダイエーの従業員が、顧客のクレジットカードの情報を約14カ月にわたり不正に取得し、利用していたことがわかった。
2009年6月6日から2010年8月19日までの間、横浜市のダイエー港南台店や戸塚店の医薬品や化粧品売り場レジで扱った顧客のクレジットカード情報を、従業員が不正に取得していたもの。
同従業員は、精算時に顧客からクレジットカードの提示を受けた際、番号や有効期限をメモにより取得。2009年6月から2010年9月にかけて利用しており、悪用されたカードは271枚にのぼっている。
2010年6月25日に、カード会社から不正利用の可能性があるとの連絡があり、同社では問題を把握。社内調査を実施や警察への相談、ほかのカード会社へ被害状況の調査を依頼するなど、同社では対応を進めていたという。
同社では不正取得した期間や方法など社内調査を実施し、関与した従業員を特定。2月8日に懲戒解雇した。同社では被害に遭った顧客に対し、カード会社と連携して対応する。
(Security NEXT - 2011/02/15 )
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