Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

Comodoの証明書登録局に不正アクセス - 著名ドメインの不正証明書が取得される

主要ブラウザにおいてルート証明書が搭載されている大手認証局のComodoにおいて、著名ドメインの不正電子証明書が、パートナー登録局経由で発行されていたことがわかった。

不正な証明書が発行されたのは、「login.live.com」「mail.google.com」「www.google.com」「login.yahoo.com」「login.skype.com」「addons.mozilla.org」「Global Trustee」の7ドメイン。

同社によれば攻撃者は、南ヨーロッパの同社パートナー登録局のユーザーIDとパスワードを利用し、不正にユーザーアカウントを作成。証明書9件を要求していたという。

複数のIPから攻撃が行われていたが、おもな発信元はイランのテヘランにあるISPのIPで、一部証明書がテストされた形跡があった。問題のサイトは、テスト直後よりアクセスできなくなっている。

(Security NEXT - 2011/03/24 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

MS、月例パッチで脆弱性90件を修正 - すでに2件は悪用済み
OpenSSLの一部楕円曲線APIに脆弱性 - 重要度は「低」
DigiCert、「マネージドDNS」を展開するVercaraを買収
57年分の卒業証書授与台帳を紛失 - 都立特別支援学校
「HashiCorp Vault」に脆弱性 - アップデートが公開
DV被害者の住所含む書類を加害者へ誤交付 - 所沢市
「OpenSSL」にセキュリティアップデート - 脆弱性2件を修正
窓口机上の調整給付金支給確認書が所在不明に - 鹿児島市
セミナー参加申込書を公共施設に誤って配架 - ハロワ米子
先週注目された記事(2024年7月28日〜2024年8月3日)