Androidマルウェアが急増、1カ月で290件 - 年内に1000件突破の可能性
Android向けマルウェアが急増している。トレンドマイクロでは、10月の1カ月間に新種マルウェア290件を定義ファイルへ追加したという。
同社では、2010年12月に5件のAndroid向けマルウェアをセキュリティ対策ソフトの定義ファイルへ登録したことを皮切りに、対応を進めてきた。2011年に入ってからは増加傾向が続き、9月末の時点で238件のマルウェアに対処している。
しかし、10月の1カ月間でこれまでの累計を大きく上回る290件をあらたに確認。定義ファイルへの登録数は533件へと急増した。今後も10月と同様に高い水準で推移すれば、年内に1000件を突破することになる。
同社では、PCに比べマルウェアの件数は少ないとしつつも、Android端末の普及や、アプリケーションの増加にともない、脅威が増加することは避けられないと指摘。セキュリティ対策などの実施を呼びかけている。
(Security NEXT - 2011/11/16 )
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