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Androidマーケットに33件のマルウェア - Doctor Webが大量配信を確認

Doctor Web Pacificは、Androidマーケットで配布されているアプリに悪意のあるプログラムが多数含まれていたことを明らかにした。

同社が確認したプログラムは、トロイの木馬である「Android.SmsSend」の亜種。壁紙を変更できるアプリとして配信されており、Androidマーケット上で33件を発見したという。Googleでは、同社の報告をもとに対象となるアプリを削除した。

今回発見されたマルウェアが提供する壁紙は多岐にわたっており、さらに紹介文には人気のキーワードを入れて検索上位を狙うSEO行為も行われていた。

これらマルウェアは、実際に壁紙の変更機能を備えていたが、ユーザーが気が付かない間に有料番号にSMSを送信する機能も備えており、追加料金が発生するおそれがある。

今回の問題について、攻撃手法は目新しいものではないが、大きな損害を与える可能性があるとDoctor Webは指摘。Android経由でマルウェアが配布されたのは、今回が初めてではないが、今回のような大量配信ははじめての事例だという。

(Security NEXT - 2011/12/06 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

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