Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

日本MS、定例外で「ASP.NET」の脆弱性を解消するパッチを30日に緊急リリース

日本マイクロソフトは、12月30日に定例外でセキュリティ更新プログラムをリリースすると発表した。深刻度は「緊急」。

今回提供するセキュリティ更新プログラムは、「.NET Framework」の脆弱性を解消するプログラム。サポート中のすべてのバージョンが対象で、「特権の昇格」が発生する問題を修正する。

「ASP.NET」においてハッシュテーブルの処理に脆弱性が存在し、サービス拒否が発生する可能性があることが公表されており、米Microsoftでは12月28日にセキュリティアドバイザリを発表。セキュリティ更新プログラムを開発中であることを明らかにしていた。

12月29日の時点で脆弱性の悪用は確認されていないが、同社は、同プログラムに関してテストを実施した上で、早急に適用することを推奨している。

(Security NEXT - 2011/12/29 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

PR

関連記事

「VMware Aria Operations」に5件の脆弱性 - アップデートをリリース
「NVIDIA UFM」に管理インタフェースから悪用可能な脆弱性
「Copilot Studio」に深刻な脆弱性 - 対策済み、悪用報告なし
GitLab、アップデートをリリース - 脆弱性6件やバグを解消
「Firefox 133」で多数の脆弱性を修正 - 延長サポート版もリリース
Palo AltoのVPNソリューションのクライアントに脆弱性
「PHP」に複数の深刻な脆弱性 - アップデートが公開
「M-Files Server」に認証バイパスやローカルファイル読み取りの脆弱性
Array Networks製VPN狙う脆弱性攻撃に注意 - 米当局が呼びかけ
WP向けプラグイン「Social Login」に認証回避の脆弱性