日本IBM、Androidアプリの脆弱性をソースコードから検査するソフト
日本IBMは、ウェブアプリケーションの脆弱性を開発段階で検証できるソフトウェアの最新版「IBM Security AppScan Source V8.6」を発売した。
同製品は、ソースコードを分析し、脆弱性などが含まれていないか検査できるソフトウェア。最新版では、あらたにAndroidアプリへ対応。データの遷移や外部へ引き渡すタイミングなどを確認でき、情報漏洩といったリスクを低減できる。
従来版では、分析対象のソースコードに関して依存関係を手動で設定する必要があったが、最新版では自動的に設定できるツール「Application Discovery Assistant」を用意した。
またウェブアプリケーションを実際に稼働させ、脆弱性を検証してレポートする「IBM Security AppScan Enterprise V8.6」についても提供する。モバイル向けのウェブアプリケーションに対応している。
最新版では、アプリケーションの振る舞いを学習して検査内容に反映することが可能。クロスサイトスクリプティング(XSS)の分析機能を強化した。
価格は、「IBM Security AppScan Source V8.6」が、1253万8050円から。「IBM Security AppScan Enterprise V8.6」とあわせて利用する場合は、2068万2270円から。
(Security NEXT - 2012/06/12 )
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