約4割の企業がウイルス被害を経験 - POSや製造ライン、ATMでも被害発生
4割近い企業が、セキュリティ関連の被害に遭遇していることがわかった。全体の割合としては小さいが、基幹システムでも被害が発生している。
セキュリティ被害を受けた資産(グラフ:IDC Japan)
IDC Japanが、2012年2月に国内企業659社を対象に実施した実態調査により判明したもの。調査結果によれば、4割近くの企業が、セキュリティ関連の被害を経験している。最多だったのは、ウイルス感染で3割以上の企業が遭遇していた。
被害を受けた資産を見ると、クライアントPCで75.3%と突出している。以降「ファイルサーバ(27.5%)」「データベースサーバ(14.5%)」「ウェブアプリケーションサーバ(12.5%)」「業務アプリケーションサーバ(7.1%)」が続く。
一方で割合が小さいものの、「POSサーバ(3.1%)や「POS端末(1.6%)」のほか、「製造ライン(2%)」「「ATMなど専用端末(0.4%)」など、基幹システムについても被害が発生していた。
(Security NEXT - 2012/06/29 )
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