IPAへの不正アクセス届出、年間121件 - 前年比18件増
情報処理推進機構(IPA)は、2012年に受け付けた不正アクセスの届出状況について取りまとめた。「侵入」や「なりすまし」が目立ち、件数が増加している。
同機構によれば、2012年の不正アクセス届出件数は121件で、2011年の103件から18件の増加となった。過去10年間の推移を見ると、2004年の594件をピークに減少傾向が続いており、2010年と2012年は前年より増加しているものの、低い水準となっている。
種類別に見ると、「侵入」が52件で全体の43%を占めて最多。次いで「なりすまし」が32件で多い。いずれも2011年から増加しており、件数全体を押し上げた。
実際に被害があった105件のうち、もっとも多かったのは「ウェブサイト改ざん」の38件。前年の13件から3倍近くに増加した。以下、「踏み台として悪用(25件)」「オンラインサービスの不正使用(20件)」「サービス低下(13件)」が続いている。
原因別に見ると、「ID、パスワード管理の不備」が18件、「古いバージョン使用、パッチ未導入」が15件となっているが、半数以上の56件が「原因不明」であり、不正アクセスの原因特定が困難な事例も少なくない。
届出者の内訳は、「法人(45%)」「教育、研究、公的機関(36%)」「個人(20%)」。前年より個人が減少し法人が増加しているが、同機構では企業サイトの改ざん被害が増加していることに影響していると分析している。
(Security NEXT - 2013/01/23 )
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