Evernoteのアカウント情報が流出 - パスワードリセットを実施
クラウド型のデータ保存サービス「Evernote」のアカウント情報が外部に流出したことがわかった。同社では安全措置として、全利用者のパスワードをリセットしている。
同サービスは、コンシューマーからビジネスまで全世界で約5000万人が利用するデータ保存サービス。同社が内部ネットワークにおいて不審な動きを検知し、調査したところ、利用者のIDやメールアドレス、暗号化されたパスワードなどが、不正アクセスを受けていたことが判明したという。
同社では、今回の不正アクセスについて組織的な攻撃の可能性があるとし、全利用者のパスワードに対してリセットを実施。利用者がサービスへログインするためには、ウェブ上からパスワードを再設定する必要がある。
同サービス上に利用者が保存していたデータについては、不正アクセスの形跡は確認されていないとして、同社は流出や改ざん、消失の可能性について否定した。また有償サービスの決済情報についても影響ないとしている。
(Security NEXT - 2013/03/04 )
ツイート
関連リンク
PR
関連記事
メルアカがスパムの踏み台に、個人情報流出の可能性も - 宮崎大
患者情報含むUSBメモリ、ポケットに入ったままクリーニングに出して紛失か
医師が私物PCを盗難、内部に患者の個人情報 - 慶大病院
メール流出問題で調査結果、外部登録パスワードが漏洩か - アイザワ証券子会社
女性向け下着通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
オンライン会議ツールに学生名簿を誤アップロード - 岡山大
シルバーアクセ通販サイトに不正アクセス - 個人情報流出の可能性
研究室サーバに不正アクセス、学生情報が流出か - 室工大
会員向けメールに2.2万人分の個人情報を誤添付 - スポーツ教室
子ども用サプリ通販サイト、委託先カートシステムに不正アクセス