IPA、デジタル複合機に存在する脅威と対策をまとめた報告書
情報処理推進機構(IPA)は、多機能化するデジタル複合機に存在するセキュリティ上の問題について報告書を取りまとめた。
昨今のデジタル複合機は、多機能化により、通信データの盗聴、遠隔からの乗っ取りのほか、廃棄やリース返却時の情報漏洩など、従来は想定されていなかったセキュリティ上の脅威に直面しているとして、「2012年度 デジタル複合機のセキュリティに関する調査」を実施し、対策などをまとめた。
同報告書では、近年提供されている複合機の機能と利用環境におけるセキュリティ上の脅威や脆弱性を取り上げ、利用者と開発者に問題を切り分けてそれぞれを解説した。
また攻撃の標的となりやすい最近の脆弱性や、古くから存在している脆弱性について、攻撃事例や原因、対策などを紹介している。同報告書は、同機構のサイトからダウンロードできる。
(Security NEXT - 2013/03/12 )
ツイート
PR
関連記事
先週注目された記事(2024年11月3日〜2024年11月9日)
リコー製プリンタや複合機など142機種に深刻なRCE脆弱性
先週注目された記事(2024年10月27日〜2024年11月2日)
シャープと東芝テックの複合機146モデルに脆弱性 - 半数はサポート終了
東芝テックや沖電気の複合機、脆弱性43件が明らかに
シャープや東芝テックの複合機に複数脆弱性
サーバがランサム被害、請求書発行などが停止 - 宮崎電子機器
FAX送信先の確認に使用した医療機関リストを誤送信 - 大阪府
アレルギー情報含む書類が飛散 - 給食事業者がコンビニでコピー時に
キヤノンのSOHO向け複合機やプリンタに深刻な脆弱性