警察庁、サイバー攻撃対策の司令塔「分析センター」を設置
警察庁は、サイバー攻撃対策の強化を図るため、中心的な働きを担う「サイバー攻撃分析センター」を設置した。また現場対応力や官民連携を強化を推進する。
頻発するサイバー攻撃へ対応するため、サイバー攻撃対策官を長とする「サイバー攻撃分析センター」を設置。司令塔として、攻撃の実態解明や、全国警察の捜査を指導し、情報収集や総合的な分析を行う。
また現場対応力の強化として、専門的な知識や技能を持つ捜査員を都道府県の枠を超えて広域的に運用。サイバーフォースの体制を拡充し、サイバー攻撃対策に関する技術支援を強化する。また、捜査部門と技術部門が協同して対策を推進する。
さらに、サイバー攻撃による被害拡大を防ぐため、重要インフラ事業者やセキュリティ関連事業者、先端技術を持つ事業者との情報共有を進めるなど、官民の連携体制を充実させる。
(Security NEXT - 2013/05/17 )
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