サーバ堅牢技術や事業継続力を競う「Hardening One Remix」が7月に開催 - チーム枠の参加締切迫る
WASForum Hardening Projectは、堅牢化技術のセキュリティ競技会「Hardening One Remix」を7月に都内で開催する。今回の大会では、経験者と未経験者のコラボレーションなども企画されている。
同イベントは、サーバの堅牢化技術を争う競技会。すぐれた技術を備える人材の発掘や顕彰を目的に企画された。競技を行う7月6日の「Hardening Day」と、表彰や競技を振り返る翌週13日の「Softening Day」の2日間で構成されている。
競技は、仮想ネットワーク環境において、脆弱性が存在するeコマースサイトの問題解決や、事業継続性の確保といった観点から争われる。具体的には「防御技術力」「運営を維持する総合力」「攻撃に対する堅牢化」「売り上げの確保と損失の最小化」「ダウンタイムの最小化」などが評価のポイントとされている。
また2012年に開催した「Hardening Zero」「Hardening One」に続く今回は、優秀者の表彰にとどまらず、世界トップレベルを争う知的スポーツへの転換を目標に掲げている。
それにともない大会のシステムを変更しており、今回はじめて参加するチームのみ応募できる「チーム枠」と、参加経験者や個人が参加できる「ピン枠」を用意。これらを組み合わせた未経験者と経験者によるコラボレーションも計画している。
「チーム枠」は、1チーム4人以上、最大5人が登録でき、第1次の応募締め切りは5月31日。「ピン枠」の締め切りは6月14日。詳しい応募要領は、同イベントのページから。
また競技者以外も参加できるインターネット中継のカンファレンス「WASForum Online Conference」を7月6日の「Hardening Day」に開催するほか、「Softening Day」の特別限定チケットについても提供を予定している。
(Security NEXT - 2013/05/29 )
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