報奨金プログラムで違法コピー通報が増加 - 「販売、流通」が最多
BSA | The Software Allianceは、違法コピーの通報に対し、報奨金を支払うプログラムを開始したが、通常より通報が増加しているという。
同プログラムは、6月1日から7月31日まで期間限定で実施。組織内の違法コピーに関する情報を通報し、賠償金の支払いに至った場合に、最大100万円の報奨金を支払う。
同団体によれば、開始後2日間における1日あたりの平均通報件数は、開始前までの平均通報件数に比べ、9倍に増加したという。ただし、具体的な件数については公表を避けた。
開始後1週間の通報状況を見ると、「販売、流通」が全体の13%で最多。次いで「IT」「製造」「不動産」の3業界が同率2位で、いずれも9%だった。
(Security NEXT - 2013/06/12 )
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