Microsoft装うフィッシングや詐欺メールが出回る - 「Windowが使用不能になる」と煽る内容
Microsoftを装ったフィッシングメールや、同社主催などとする架空のくじの当選通知メールなどが出回っている。
Kaspersky Labが公開した5月のスパムレポートで明らかにしたもの。同社によれば、Microsoftを騙ったフィッシングメールや詐欺メールが多数出回っているという。
問題のメールは、ユーザーがアップデートを行わなかったため「Microsoft Window」が使用不能になるとして、早急にメール内のリンクをクリックして確認するよう促す内容。よく見ると「Windows」が「Window」となっており、リンク先は個人情報の詐取を試みるフィッシングサイトだった。
また架空のくじの当選通知メールも発生している。「Microsoft主催」などと騙し、詳細情報を教えるとして連絡するよう誘導するものや、多額の賞金が当選したとして、受け渡し費用を騙し取る手口なども確認された。
有名企業を騙るメールは、これから夏の休暇シーズンに向けてさらに増加することが予測されるとして、同社では注意を促している。
(Security NEXT - 2013/07/03 )
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