Security NEXTでは、最新の情報セキュリティに関するニュースを日刊でお届けしています。

結核患者や家族の個人情報含む文書が所在不明に - 大阪市

大阪市は、結核患者や関係者の個人情報が記載された集団健診関係書類を5月に紛失していたことを明らかにした。誤廃棄の可能性が高いという。

所在不明になっているのは、結核患者と接触があり感染の危険性がある家族や関係者を対象に実施する接触者健診の関係書類一式。同市保健所において5月27日に書類一式がファイルごと所定の棚からなくなっていることに担当者が気付いた。

書類には、患者およびその家族や関係者など74人分の氏名、住所、電話番号、生年月日、性別、出生地、職業、既往症などが記載されている。

同市では、2012年12月に文書の廃棄を行った際、誤って一緒に処分した可能性が高いと説明しており、対象となる関係者には、説明と謝罪を行っている。

(Security NEXT - 2013/07/18 ) このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

PR

関連記事

従業員の個人情報含む私的USBメモリを紛失 - トヨタモビリティ東京
共済契約の台帳が所在不明、解約増加受けた調査で判明 - JAなのはな
保険者資格取得届出書をデータ入力後に紛失 - 座間市
保育料補助申請書を紛失、再提出により予定どおり支給 - 川崎市
協力医療機関でインフル予防接種予診票を紛失 - 千葉市
ゆうパックの郵便局控えなど約4万件を紛失 - 兵庫県の郵便局
廃棄予定の自動車税申告書を一時紛失、運搬中に落下 - 神奈川県
資格認定講習修了者の登録台帳を誤廃棄 - 農水省
高校で成績原票を紛失、施錠管理が未実施 - 大阪府
被留置者の個人情報含む文書が所在不明 - 愛知県警