不正アクセスで「NAVERアカウント」169万件が漏洩 - 「LINE」への影響は否定
LINEが運営する「NAVERサービス」の会員情報が、不正アクセスにより外部へ流出した可能性があることがわかった。
不正アクセスを公表したLINE
同社によれば、7月17日21時前から翌18日11時にかけてアカウントを管理するサーバが不正アクセスを受けたという。
同社では、同日20時に対象サービスをメンテナンスモードに切り替え、全アカウントのログインを遮断。一部サービスを停止した。
攻撃を受けたサーバ内には、攻撃者によってファイルが生成されており、国内向けに展開する「NAVERサービス」のアカウント169万2496件が外部へ流出した可能性がある。メールやアカウント名のほか、ハッシュ化されたパスワードが含まれる。
影響を受けるサービスは、「NAVERまとめ」「Nドライブ」「NAVER Photo Album」「pick」「cafe」。7月19日16時時点で、流出した情報の不正利用や顧客情報の改ざんなどは確認されていない。同社が運営するSNSサービス「LINE」やポータルサイト「livedoor」への影響については否定した。
同社では今回の不正アクセスを受けて、あらたにパスワードの設定機能を設置。流出した可能性のある利用者へパスワードの再設定を呼びかける。
また流出した情報が他社サイトへの不正アクセスに用いられる可能性があり、アカウント情報を使い回しているユーザーに対し、他サイトのパスワードなどを変更するよう注意喚起を行っている。
(Security NEXT - 2013/07/19 )
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